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最近どうも短編書くのが好きです。
今回は大分前に書きました白い子と黒い子(いい加減にタイトル決めろよ)
設定が地味に変更されてたりします。
最初に書いた大まかな話の流れ風童話、そのうち物語程度にしたいです。

ということで、続きからですね。


ひたすら自由に、彼女は歩く。
ひたすら自由に、彼は歩く。

紅くて白い、白い子。
赤くて黒い、黒い子。

白い子は今、森の中。
深い深い静かな森。
木漏れ日が心地よい、そんな風に思う。
白い子は巨大な岩に座る。
木漏れ日が一番良く当たっている場所。
寝転がる、うとうと。
眠くなる、でも寝ない。
寝れば夢の中、そこは居心地がいい。
けれど、黒い子がいない。
だから、つまらない、楽しくない、寂しい、意味が無い。

黒い子は今、海の前。
深い深い静かな海。
打ち付ける波の音が心地よい、そんな風に感じる。
黒い子はただ佇んでいる。
波がギリギリ靴に当たるぐらいの場所。
空を見上げる、曇り空。
肌寒い、それもいい。
それはそれで、嫌いではない。
けれど、白い子は言うだろう。
太陽が隠れるは悲しい、白い子が言うなら黒い子も悲しい。


夜になると、星が空を照らす、月が光を届ける。
太陽は少しお休み、お休み中なら白い子は仕方ないと思う。
黒い子は太陽より月が好き、だから白い子も月は好き。

太陽と月は、お互いを休めるために交互に光を届けているのだという。
この世界では、そうらしい。
星は月が好きだから、いつもよりそうように周りで輝いている。
他の世界では、そうらしい。


ひたすら自由に、白い子は生きる。
ひたすら自由に、黒い子は生きる。

互いを打ち消すように存在し、互いを助けるために共存し。
白い子と黒い子、太陽と月。
つい最近まで、二人は太陽と月のようだった。
それは星の気まぐれ、可能性、暇つぶし。

今、星は何処にいるのだろう?


白い子と黒い子は、再び合流する。
そして、ひたすら自由に、二人で歩んでいく。
一人は二人で、二人は一人だから。

そして、更にひたすら自由に生きる星を探してみようと思った。
二人は一人だから、意見もあっさり一致。

ひたすら自由に生きる事が出来る、ならば好きな事をしよう。
歩みを止めてはいけないと、誰かが言う。
自由なのだから、たまにはゆっくり休んでもいいでしょう?
後ろばかり見ていてはいけないと、誰かが言う。
後悔も成長の内、忘れないように振り返らないといけないでしょう?

誰かが決めたとおりに生きるのではない。
自分達で、決めた道なのですから。
ひたすら自由に、人間である以上、永遠に縛られる事も無く。

人に決められた道を歩んできた。
これからは少しそれてもいいでしょう。
人に決められた道は終わった。
人間の道を歩こう。

人はそれで納得してますか?


ふわりと黒い羽根が一つ、空をふわりふわり。
白い子の頭の上へ。
黒い子が取る、白い子は見る。

二人で笑う。

人はどうやら、納得しているようだ。
さぁ、星を探しに行こう。

ひたすら自由に、ゆっくりでいい、止まってもいい、寄り道してもいい。
どれだけの時間がかかろうとも、ひたすら自由に。


ひたすら自由に、それが白い子と黒い子の約束。

無理をしない事、好きな事をする事、抱え込まない事。

それが二人の、ひたすら自由に。


つづく…?



あとがき。。。

いやぁー…一々線打つのもめんどくさくt(殴)
よくわからない話ですが、これで次は星の子編ですね。
白い子黒い子ときたら、星の子は何にしましょう…。
間を取って灰色、灰の子?
…風がふいたら飛んでってしまいそうな名前です(汗)

ちなみに、ここで言う「人」と「人間」は別物です。
カタカナにしてもよかったのですが、なんとなく。

白い子と黒い子のタイトル決めませんとね。
これも連載小説のひとつです。
reiriaシリーズは一つ完結しないと進めないので。
COSとシャングリ・ラ、白い子黒い子の三つを同時進行で進めます。
別にKAも開始してもいい気がしますけど、シリーズは順々かなと…(何それ)

わぁ、あとがきと小説話が混ざって意味不明になっております。。。
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