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なので、見に行ってこようと思います。

宿題は放置していきます。


読書感想文、明後日の出校日に提出です。
本読んでいません。
もちろん一行どころか一文字も書いてません。

さぁ、如何致しましょう?(いっぺん死んで来い)


私読書感想文でいつも点数いいんで大丈夫ですよ。
それはそれは思ってもいないことをつらつらと・・・(あっ)
今年は「氷点」書いてみます。
去年は塩狩峠でした。
本当に、一人で読んで泣いてました(汗)

それ以来、私密かにキリスト信仰者です(笑)
なので、一度でいいですから立派な教会見てみたいです。
それ読んで三日ぐらいは「シスターになりたい」と本気で思っていました(えっ)


さて、星神少女の童話っぽいお話、また書いたので・・・。
ただ、そのうちレイリア経由の小説で出します。
なので日記に書くのはここまでです。

うまく機能してくれればいいんですけど(泣)

その前にコメント返しを。。。


米舞さん
頑張りましたよー♪
星神少女気に入ってもらえましたか。
結構ロリコンに人気でそu(殴)
あ、誰かいろいろ教えてあげてくださいw

こちらにマイさんが出ないのが残念です(笑)
COSですので他のキャラなら地味に出るんですけど・・・(あっ)


 

~不機嫌な少女と無邪気な少女~


街へ続く道を歩いていく影があります。

月影少女と、星神少女です。


森を抜けて、一度は手を離したものの・・・。
何処まで歩いても、付いて来るのです。
彼女は走りました。
少女も走りました。

こけました。

前を向くと、やっぱり彼女は目の前まで戻ってきてくれます。
でもやっぱり、彼女は不機嫌な顔をします。
それを少女はボーっと見ます。



そして今、結局一緒に歩いています。
彼女は前を歩き、少女は後ろから付いて行きます。
彼女は歩くのが速いです。
少女はとても遅いです。


かなりの間が開きます。


いい加減に少女は走ります。
走り出すのがわかると、彼女は慌てて振り返ります。
何故なら少女がこけるからです。
地面に慣れていないのか、少女はとにかくよくこけます。
そんなこと彼女は知る由もありません。
とにかくあの子は走るとこける、そう思っています。


やっぱりこけてしまいました・・・。


溜息を吐いて、近づきます。
少女はポケーっとしています。
顔をまた拭ってやりますが、いい加減に上着の裾が汚れてきます。
少女の服はそれ以上に前だけがとても汚れています。
彼女はまた、溜息を吐きました。
そして、少女の手を握ると、また歩き出します。
この方が、やっぱりこけないのです。
こけそうになっても、支えることができます。



街にやってきました。
彼女はどうやら知っている街のようですが、少女はもちろんわかりません。


ただ、歩いていると、人とすれ違うたびに少女はじろじろ見られます。

具体的には、少女の髪の色です。

この世界では、髪の色が薄いのはとても珍しいことなのです。
色は、白を混ぜると薄くなります。
白は神々の色と認識されているこの時代、薄い髪の色はいろんな意味で興味があります。

悲しいことに、ただの体質で髪の色が薄い人が、悪い人に売られると言う事件もあります。


少女には、何故見られているのかがわかりません。
何故、人がこんなにいるのかもわかりません。
少女はきょろきょろと、すれ違う人たちを眺めるばかりです。

立ち止まり、こそこそと少女を見ては話す人たちがいます。

彼女が立ち止まりました。
少女が彼女にぶつかります。
少女は彼女を見上げます。

彼女はとても、とても怖い顔で人々を睨みつけていました。

こそこそと話していた人は震え上がり、慌てて逃げ出してしまいました。
周りの人たちは、見て見ぬ振りをして足早に立ち去っていきました。

そして、彼女は上着を少女の頭に被せました。

急に目の前が見え辛くなったため、少女はふるふるとしながら彼女を見ました。

白い上着のため、少女からはあまり見えていなかったのですが・・・。
彼女の真っ黒な服が目立ちました。
左肩に、少女は何故か見覚えのある変な模様がついていました。
今の少女には、とても思い出せるほどの力はありませんでした。

星神としての力が、少女にはまだまだほとんどこれっぽっちもないからです。
記憶もほとんどありません。

とにかく、彼女は手を今までより強く握って、少し怖い顔のまま歩き出します。


少女にはよく見えませんでしたが・・・。

人々が慌ててその場を去ったのは・・・。

彼女の表情と・・・目が紅くなったことにありました。



彼女はとっても不機嫌です。
少女はとっても・・・よくわかりません。


今、彼女達はお店にいます。
たくさん、服が並んでいます。
少し、少女に「興味」と言うものが生まれました。
とにかく服の前に立ってはちょいちょいと引っ張っています。
彼女は小さめな真っ白な服とブーツを一つずつ、白い上着を大きいのと小さいのを買いました。
そして遊んでる少女を掴んでさっさとお店をでてしまいました。

ちらちらと、手を引かれながらお店に振り返ります。
少し、気に入っていたみたいです。


すっかり日が暮れてしまいました。
日が暮れる前に、彼女達は宿にいました。
部屋に入るなり、彼女は少女の服を全部着替えさせました。

長袖の上着、短いズボン、長いブーツ。
少女があまりにもこけるので、怪我のし難い服を選んでいました。
一応フードが付いているのですが、髪が長すぎて被れませんでした。


彼女は何か床に描き始めました。
その中に、さっきまで少女の頭に被っていた彼女の上着を置きます。
彼女が手を置くと、描いた譜陣のような物が光りました。

あっという間に、上着が綺麗な紐になってしまいました。
少女はいつもより熱心にそれを見つめていました。
彼女は紐を取ると、少女の髪を掴み、束ねました。
そしてくるくると巻きつけて、一つに束ねてしまいました。
それを少女の上着の中に押し込みフードを被せます。
彼女は一人納得したように、ベッドに潜り込んでしまいました。


少女は寝たことがありませんでした。
とりあえず、彼女のようにもう一つのベッドに潜り込んでみました。
けれど、目を閉じて眠ると言うことがわかりませんでした。
少女は歩くこと、走ること、追いかけること、付いていくことしか知らなかったのです。
少女は誰かに頼らなければ生きるのも困難でした。
ほっといてしまえば、きっと何も食べず、何も飲まず、死んでしまいます。

少女はもそもそ出ると、彼女のとこに近づいてみました。




彼女が、いませんでした。

――――――――――――――――――――――――――――――

さて、公開はここまでです。
レイリアの方で準備できましたらそちらから観覧ください。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです(笑)

コメント欄、機能するようにしとかないとですね・・・。
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secret
無題
読書感想文やっとらん(´Д`)
しおり 2009/08/20(Thu) 18:09 編集
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