プロフィール
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ゼクティロス
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性別:
女性
趣味:
小説読み書き・絵描き
自己紹介:
基本は「ゼロ」と名乗ってます。
針子志望の学生です。
現在高音域に挑戦してます。(えっ)
悲鳴に近い声が響き渡ってます。(…)
一応物書きしております。
ジャンルはファンタジー中心。
よろしければご覧ください。
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そしてボクらは夢という鳥籠の中…
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命令には逆らえない
逆らうつもりもない
何故なら僕は
人殺しが好きだから
なのかも知れない
だからこそ君に
僕は会いたくなかったんだと
今更ながら思った
Mission Of Absolute
「Page:0 君の事」
「お父さーーーーん!!!!」
子供の叫び声が上がっても、気にはしない。
この手を止めるつもりはない。
「ごめんね? 任務は絶対なんだ」
軽く笑みを零して、僕はそれを腹部へと突き刺した。
何が起こったのかわからないという表情を浮かべた若い父親は、
口から血を体外へと吐き出した。
僕の剣は柔らかい物を通すように直ぐに背中から顔を出す。
行きと違って赤い物をべっとりとつけながら。
剣を抜き取る。
父親は地面へ倒れこむ。
娘が駆け寄る。
その様子を唯見守っていた・・・見ていた。
泣き叫ぶ少女の声は、いつの間にか振り出した雨に混じる。
ここは荒地、周りには何もない、人も居ない。
ただ永遠と響く少女の声。
「・・・し」
何かを発したが、雨で聞き取れなかった。
「・・・し、・・・ろし!」
もう、言いたいことわかる。
「人殺しーーーー!!!!」
「今日もあっさり終わらせてくれちゃったな」
「僕この仕事向いてるかも♪」
「キモ! ・・・てか、こんな仕事向きたくないだろ」
横で僕の同僚、エルダ・メイ(♂)がそんなことを言う。
僕らは、平和主義団体「神々の福音」の団員。
階級があるんだけど、僕は上の中ぐらい。
結構上の方に入るってことだね。
基本僕らの名前は偽名・・・
そういう僕の名前は、ラデュート・キア、♂。
もちろん、偽名・・・多分エルダも。
みんなファミリーネーム二文字とか偽名以外ありえない。
ちなみに言うとこの団体は偽善者団体だ。
ほとんど無差別殺戮に近い。
けれど国家は止めない、止められない。
まぁ、裏から手を回されてればそんなものか・・・
ただいま汽車に揺られながら本拠地に帰還中
もう一つ、僕は状況説明が下手だ。
だからいろいろ話が飛ぶんだよね。
ということで、もう本拠地会議室なんだよ♪
「ラデュート、帰ってきて直ぐなんだが・・・」
「さっさと言ってよめんどくさいなぁ・・・」
溜息吐いて冷めた目で見てやると上司のシャオン・クト(♀)は直ぐ話し始めた。
これが僕の最後の、最期の使命だなんて、思わなかったけど。
「新しい、情報が入ったんだ」
「特徴は?」
「光と闇を宿す少女・・・もちろん殺せ、だ」
少女? 今まで子供はなかったのに・・・
とうとう子供まで殺すようになるんで・・・
「少女まで殺すようになるとはな、この団体は本当に・・・」
「正義なわけないだろ。偽善者団体なんだから」
「脱退不可能、使命絶対遂行、罪人処刑・・・裏切ったら仲間も殺す・・・」
シャオンが溜息を吐く番になった。
この団体、入ったら最期、一生出られない。
知らずにはいる人が多く、僕もその一人だった。
世界なんて大嫌いな僕が偽善者団体になんで入ったやら・・・
「そうそう、その少女、上が言うには災厄の象徴だとか・・・」
「それこれまでに100万回ぐらい聴いたからいいや・・・」
「そうだな、今は「ヴァチア」にいる可能性があるらしい」
「はいはい、行ってきまーす」
僕の永遠に忘れられない絶対使命・・・
避けられなかったのだろうか・・・
それでも僕は何処までも気楽だった。
「少女なら数時間かな~♪」
君は・・・何故・・・
僕は・・・何故・・・
出会ってしまったんだろうか・・・
---------------------
プロローグ的な感じにしたかったんですが・・・
一応0話です。
本編は次からなので・・・
主人公次から登場です。
軽く抜けてるよう何なのか・・・
とりあえず僕(ラデュート)視点です。
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