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月影少女レイリアです。

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僕は知らない君の名を

君も知らない僕の名を

だけど僕らは出会った

そして感じたはず

今までになかった感情

空気

懐かしさ

それは偶然か必然か


Mission Of Absolute

「Page:1 君の名」




『今回、支給、無し』

「うそーん・・・」


僕は武器を使うと大抵直ぐ壊れる。
毎回毎回新しいのを貰ってたんだけど・・・

まさか、今回無しとは思わなかった・・・

これは僕に死んで来いって事だね?
お金ないのにどうやって買えというの?
何? 怠慢?


ボーッと、窓の外を気が抜けたように眺めていた。


瓦礫の町 ヴァチア


「・・・暗い」
僕の第一声。

汽車に揺られ、しばらく歩いてやっとたどり着いたのに・・・

いや、人が暗いとかじゃなくて・・・
なんというか、ボロい?
まぁ、瓦礫の町って言うくらいだしね・・・
所々壁が壊れてるけど町自体は活気はある。

「空、濁ってるな・・・」

世界には空の色が二つあるという。

翡翠色の空
琥珀色の空

空と空が混じると濁るらしい。

ここは丁度間ぐらいなんだろうか。
・・・普通珍しいから栄えると思うんだけど。


行き交う人が僕を横目で見る。

それもそうだよね・・・


白髪の若者なんて、この世界じゃ珍しすぎるし・・・

雪のように透き通った色。
無造作に伸ばした髪。

「目線がうざいなぁ・・・」
横目で見てくる奴等に無感情で睨んでやったら慌てて逸らした。
本当、弱い奴等ほど人を馬鹿にする・・・

だから人間は大嫌い。


「そういえば、武器どうしようかな・・・」

・・・・・・・見間違いかな?

白い髪・・・いや、老人だったら普通だし。
でも、気になる・・・

ちらっと見えただけの白めがけて僕は駆け出す。

走れば走るほど鮮明に見える白髪。

若者の白髪。

自分と同じ、気になる。
同じ存在なのだろうか。
誰なのだろうか。

僕は何者なのだろうか。


「あの!!!」
「・・・え?」
僕が咄嗟に声をかけたら、以外にも少女の声。

ショートの髪を揺らし、そして彼女は振り返った。

異常だった。

その左右の目が、僕の空色の瞳を捕らえた。

その、左右色違いの目で・・・

「・・・あ」
少女が声を出して片目だけ押さえた。
僕があまりに見たから隠したのだろうか。

右目が黄金、左目が紫水晶、そんな色。

・・・光と、闇?
じゃあ、彼女が?

「同じ・・・」
「え?」
今度は僕が疑問を出す番。
「同じ色、同じ力」
よくわからない・・・

君と僕は同じなの?

「私はソナタを知ってる、でも、知らない」
「・・・それって知らないんじゃないかな?」
「いや、知ってるけれど、思い出せない」
「記憶喪失じゃない?」
「そう、私の記憶は欠落している」


何で普通に僕喋ってるんだろう・・・
普段、人間と会話をしたくないから話さないのに・・・
彼女は人間じゃないのかな?
なわけないよね・・・

「・・・私はソナタを探していた」

僕を探していた?

「私はレイリア・ベルナンシェ、それしか覚えていない・・・ソナタは?」

「僕は・・・テデュート・キア」


偽名・・・なんかじゃない。
僕にも記憶が無いのだから・・・
本当の名前なんて知らないんだから・・・


やっと見つけた僕自身の手がかり。
けれどそいつは標的で・・・
任務は絶対遂行。

僕は自分の正体を知るために生きている。
ここで死ぬわけにはいかない。
けれどこいつを殺したら・・・

一生わからなくなる気がした。


これが君と僕の最初の出会い。


---------------------

話がぐだぐだになってきました・・・(早い)
テディは記憶喪失で、レイリアも記憶喪失です。
そして彼と彼女には接点があります。

さて、とりあえずレイリアが出てきましたね!
レイリアが付く子は大抵記憶喪失、記憶障害などなど
過去に何かあった子ばかりです。
何か、みな特殊になってるんですよね・・・

自分で書いといて何ですけどねw
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