プロフィール
HN:
ゼクティロス
HP:
性別:
女性
趣味:
小説読み書き・絵描き
自己紹介:
基本は「ゼロ」と名乗ってます。
針子志望の学生です。
現在高音域に挑戦してます。(えっ)
悲鳴に近い声が響き渡ってます。(…)
一応物書きしております。
ジャンルはファンタジー中心。
よろしければご覧ください。
針子志望の学生です。
現在高音域に挑戦してます。(えっ)
悲鳴に近い声が響き渡ってます。(…)
一応物書きしております。
ジャンルはファンタジー中心。
よろしければご覧ください。
さぽている
カレンダー
最新CM
最新記事
フルみっくすプレーヤー
アルカナ
お手柔らかに・・・
ブログ内検索
そしてボクらは夢という鳥籠の中…
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
RTのレイリアと翼の話。
ちなみに二人ともCOSからの移住者設定。
RTとなんら変わりない特徴が(詩)があるから気にしない・・・(笑)
なので必然的に私が出てくる(泣)
注:お話のゼロと私を混同しないようにしましょう。
混同してしまうと私が妄想ナルシストになる危険があります(汗)
ということで、続きからどうぞ。。。
ちなみに二人ともCOSからの移住者設定。
RTとなんら変わりない特徴が(詩)があるから気にしない・・・(笑)
なので必然的に私が出てくる(泣)
注:お話のゼロと私を混同しないようにしましょう。
混同してしまうと私が妄想ナルシストになる危険があります(汗)
ということで、続きからどうぞ。。。
あれから何千という時を生きた。
そして数々の事を知った。
というより、数々の事を知ったのはつい最近だろうか。
それまでの無駄な時間を、変えることはできない。
私の過ちと犠牲は計り知れない。
それでも私は今までとは別の世界で生きている。
これからもずっと変わらず生きていくのだろう。
「レイリア、起きてる?」
翼の扉越しの声で目が覚める。
夢を見ていたためか、少しだけまだ夢なのかと錯覚がある。
それでも彼女は起き上がる。
「・・・今起きた」
「そっか」
部屋から出て下の階へと下りると・・・。
何だか静かだ。
「・・・ゼロは?」
「ん? たまには森の外にも出たいんじゃない?」
「つまり出かけたのか」
珍しく一人で何処かに行った様子。
少し息を吐くと、椅子に腰掛けた。
翼も同じく。
アルリアは買出しのようだ。
「二人は久しぶりかな」
翼がぽつりという。
「今までずっと一人で、その後はずっと二人だったのにな」
レイリアもぽつり。
彼女達は互いにすれ違い続けていた。
あの時から、彼女の望む世界は歪んでしまったから。
それを翼は拒絶し、「ヒト」と共に彼女を止めた。
それからはずっと二人。
それが、今ではわざわざ元いた場所から離れ、こんなとこにいる。
とある少女を追いかけるために。
そして全てが終わった今、ようやく彼女達の時が流れ出した。
当たり前だけど、とても遠い事だった。
「こうやってのんびりするのはいつぶりだろ」
「ざっと・・・・・・・・・・千百・・・」
「気が遠くなりそうだからいいや・・・」
翼が遠い目をした。
レイリアはクスリと笑う。
彼女の笑顔が戻ったのも最近のこと・・・。
「時間に縛られ続けた日々が懐かしいくらいだ」
「こんなに自由に生きるって、夢みたいだな」
二人にとって今までの時間は巨大な鳥籠の中の時間。
その重い扉を開け放った二人を止めるものはいなかった。
『二人の望んだ世界は・・・私達がきっと守り抜く』
『神子とか、女神とか、星神とかじゃなくて、普通にヒトとして生きれる世界にするよ』
あの二人は意図も簡単に言った。
あの少女と少年、そしてその周りのもの・・・。
彼らならできる、だから二人は旅に出たのだ。
少女を探す長い長い異次元巡りのたびを。
「俺達はどうして普通のヒトじゃなかったんだろう」
「そんなの考えても始まらないだろ」
「だけどさ・・・」
翼は言いかけて止めた。
そして椅子から飛ぶように下りる。
「外、行こうよ!」
「・・・?」
泉の近くまで来た。
翼が両手を伸ばす。
光が集まり、それは形となる。
純白のバイオリン。
「歌おう! 奏でよう! 俺らの交響曲!」
満面の笑みで翼はレイリアに言った。
突然すぎて不思議だった。
しかし、今は気にしないことにした。
少し微笑むと、背中合わせに立った。
「今日は森が賑やかですね、アルリア」
「そうですね、愉快です」
ゼロとアルリアは森に入らずに座っていた。
響き渡るこの音を長く聴くために。
「笑顔ある場所に光あり・・・ですね」
言葉通り、光が森を優しく包む・・・。
Fin
ぐだぐだですいません(泣)
そして数々の事を知った。
というより、数々の事を知ったのはつい最近だろうか。
それまでの無駄な時間を、変えることはできない。
私の過ちと犠牲は計り知れない。
それでも私は今までとは別の世界で生きている。
これからもずっと変わらず生きていくのだろう。
「レイリア、起きてる?」
翼の扉越しの声で目が覚める。
夢を見ていたためか、少しだけまだ夢なのかと錯覚がある。
それでも彼女は起き上がる。
「・・・今起きた」
「そっか」
部屋から出て下の階へと下りると・・・。
何だか静かだ。
「・・・ゼロは?」
「ん? たまには森の外にも出たいんじゃない?」
「つまり出かけたのか」
珍しく一人で何処かに行った様子。
少し息を吐くと、椅子に腰掛けた。
翼も同じく。
アルリアは買出しのようだ。
「二人は久しぶりかな」
翼がぽつりという。
「今までずっと一人で、その後はずっと二人だったのにな」
レイリアもぽつり。
彼女達は互いにすれ違い続けていた。
あの時から、彼女の望む世界は歪んでしまったから。
それを翼は拒絶し、「ヒト」と共に彼女を止めた。
それからはずっと二人。
それが、今ではわざわざ元いた場所から離れ、こんなとこにいる。
とある少女を追いかけるために。
そして全てが終わった今、ようやく彼女達の時が流れ出した。
当たり前だけど、とても遠い事だった。
「こうやってのんびりするのはいつぶりだろ」
「ざっと・・・・・・・・・・千百・・・」
「気が遠くなりそうだからいいや・・・」
翼が遠い目をした。
レイリアはクスリと笑う。
彼女の笑顔が戻ったのも最近のこと・・・。
「時間に縛られ続けた日々が懐かしいくらいだ」
「こんなに自由に生きるって、夢みたいだな」
二人にとって今までの時間は巨大な鳥籠の中の時間。
その重い扉を開け放った二人を止めるものはいなかった。
『二人の望んだ世界は・・・私達がきっと守り抜く』
『神子とか、女神とか、星神とかじゃなくて、普通にヒトとして生きれる世界にするよ』
あの二人は意図も簡単に言った。
あの少女と少年、そしてその周りのもの・・・。
彼らならできる、だから二人は旅に出たのだ。
少女を探す長い長い異次元巡りのたびを。
「俺達はどうして普通のヒトじゃなかったんだろう」
「そんなの考えても始まらないだろ」
「だけどさ・・・」
翼は言いかけて止めた。
そして椅子から飛ぶように下りる。
「外、行こうよ!」
「・・・?」
泉の近くまで来た。
翼が両手を伸ばす。
光が集まり、それは形となる。
純白のバイオリン。
「歌おう! 奏でよう! 俺らの交響曲!」
満面の笑みで翼はレイリアに言った。
突然すぎて不思議だった。
しかし、今は気にしないことにした。
少し微笑むと、背中合わせに立った。
「今日は森が賑やかですね、アルリア」
「そうですね、愉快です」
ゼロとアルリアは森に入らずに座っていた。
響き渡るこの音を長く聴くために。
「笑顔ある場所に光あり・・・ですね」
言葉通り、光が森を優しく包む・・・。
Fin
ぐだぐだですいません(泣)
PR
この記事にコメントする